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注文住宅で間取りを決める際のポイントとは?

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注文住宅を建てるうえで大切なポイントはたくさんありますが、間取りは特に重要です。間取りの良し悪しはその家で生活する際の快適性に直結します。きちんと考えた間取りならいいのですが、いざ建物が完成してから間取りの失敗に気づくということも少なくありません。ここでは、そうした失敗をすることなく間取りを決めるためのポイントについて学んでいきましょう。

間取りを決めるコツ

家事動線はシンプルにする

間取りを決めるための大きな根拠となるのが生活動線です。そして、快適な生活をするためには生活動線をなるべくシンプルにする必要があります。そのため、間取りを決める際にはまず生活動線を意識するといいでしょう。こうした生活動線を意識していなかったために間取りが不適切なものになると、不便な状態での生活を強いられることになるので注意が必要です。

日当たりや方角などを考慮する

間取りを決める際には、日当たりや方角を考慮することも重要です。たとえ同じ間取り、同じ構造の住まいであっても、家を建てる方角が違うだけで快適性は大きく異なってきます。また、部屋や設備によって適切な方角や日当たりは異なるので注意が必要です。たとえば、家族が集まるリビングは日当たりが良い方角に、逆に日が入らないほうがいい寝室は北側に配置するといった配慮をする必要があります。

普段の生活音も意識する

普段の生活音は、見た目だけではわからないポイントです。特に2階建て3階建ての家を建てる際には、ほかのフロアに大きな生活音が響かないように配慮しましょう。たとえば、子供が遊ぶための子供部屋をリビングの上に配置してしまうと、来客時に上のフロアから騒音が響いてしまうことになります。ほかにも、トイレやお風呂などの水回りなどの音が出やすい場所の配置には気をつけましょう。

コンセントの位置も重要

意外に見落としやすいのがコンセントの位置です。コンセントは電化製品だけでなく、スマホなどの充電にも使うのでさまざまな場所にあると便利ですが、あまりにもたくさんのコンセントを配置するとかえって邪魔になります。また、コンセントと家具の配置も重要です。せっかくコンセントを配置したのにその周辺に家具を置いてしまうとコンセントが隠れて使えなくなることがあるのです。

暮らしやすい間取りを家族で考えよう

家の間取りは、生活の快適さを決定づける重要なポイントです。しかも、家が完成してから簡単に変えることもできません。そのため、間取りを決めるときには家族で十分な時間をかけて相談し、全員が納得できる間取りを作ることを心がけるといいでしょう。

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