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甲府は山に囲まれた盆地ということもあり、年々花粉症に悩まされる人が増えています。2019年3月15日~16日にウエザーニュースが行った聞き取り調査によると、山梨県の花粉症発症率は全国一※で、約77%の人が花粉症なのだとか。車社会ということもあり、排気ガスの問題も気になるところです。
もはやアレルギーは子どもだけでなくパパママにとっても家づくりの重要課題のひとつと言えるでしょう。
せっかく夢のマイホームを手に入れたのに、シックハウス症候群で住めなくなってしまった、という話も少なくありません。シックハウス症候群は化学物質過敏症の初期の段階といわれていて、単純に建材だけでなく、家具・壁紙・床材のワックス・壁紙を貼る接着剤・防虫加工されたものなど、さまざまな物から出る化学物質にさらされることで発症します。
また、空気中に漂うカビや花粉、PM2.5なども、アレルギーだけでなく健康を害する原因物資として近年問題になっています。大切な家族を守るマイホームには、室内空気をキレイにする設備を取り入れたり、化学物質を極力使わない素材を使うなど、健康を考えた工夫も考えたいですね。
注文住宅を建てるなら、家族の健康を考えた工夫がなされている家づくりを検討されている方も少なくはないはず。そこでここでは、健康にこだわった甲府の施工事例をいくつかご紹介します。
その名の通り、約1トンもの炭を使って空気を洗うようにきれいにする家です。1階・2階の床下には炭の入った袋が敷き詰められていて、室内に入る空気は設備を通りクリーンな状態に。室内の空気も24時間循環しているので、花粉やPM2.5などのアレルギー物質を除去し、生活臭やペットの臭いも洗ってくれます。
炭のパワーで花粉やPM2.5を除去!
炭には無数の小さな穴があって、有害物質や嫌な臭いを吸着する作用があります。この炭の家は家中の空気を換気しつつ、炭の清浄効果を利用して花粉やPM2.5などをキャッチしてしまうので、範囲が限られる空気清浄機よりも広範囲の空気をきれいにすることができます。
山梨県産木材無垢材にこだわった家づくりの事例です。国産の無垢材は決して安価ではありませんが、接着剤や塗料などの化学物質を避けられる自然素材として選ばれています。
化学物質を使わない
国産無垢材が選べる
家のせいでアレルギーになってしまうシックハウス症候群は、建材などに使われている化学物質が原因と言われています。家族の健康を考えて自然素材にこだわりたいという人には、国産の無垢材が選べるのは嬉しいですね。
※参照元:一般財団法人建材試験センター公式HP「ホルムアルデヒド発散建築材料」https://www.jtccm.or.jp/biz/seino/seinou/formal/tabid/238/Default.aspx
床材や建具、壁紙などにはホルムアルデヒド発散量が最少等級のF☆☆☆☆建材を使用。全館24時間換気システムも採用して、家じゅうをきれいな空気にする工夫がされています。
シックハウスの原因物質を使わない工夫
F☆☆☆☆は日本工業規格や日本農林規格に認定されたもの。室内石膏ボードも採用していて、少量でも発生したホルムアルデヒドをすぐ吸収分解してくれます。