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雨漏りした後では遅い!注文住宅を守る外装下地検査

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外装下地検査とは

外装下地検査とは、建物すべてにおける防水層の検査を行うことです。建物には、屋根やバルコニー、床といった防水すべき部分がありますが、ほかにも外壁の下地や排水管、換気扇などの外壁に貫通している部分にも防水処理をしなければなりません。

外壁を仕上げる前に、この防水処理をしなければならず、この下地がきちんと処理されていれば雨水などが浸入しても構造体の中までには影響しません。

しかし、外壁を仕上げてしまうと見えない部分となるため、その前に外装下地検査をして、しっかり防水処理がなされているか確かめています。

外壁下地検査はなぜやる?知っておくべき雨漏りのリスク

外壁を塗った後だと判断できない

外壁下地検査で見る部分は、外壁を塗ってしまえば見えなくなってしまう部分です。2020年4月より「瑕疵担保責任」は「契約不適合責任」となり、施工業者が引渡し後の住宅に欠陥があった場合に補償する責任の範囲が広くなりました。施工業者は住宅瑕疵担保責任保険への加入が義務づけられていますが、その保険に入る際には、「基礎配筋検査」「躯体検査」を受ける必要があります。外壁下地検査は必須ではありませんが、外壁を塗ると判断できなくなるため、第三者による検査を実施することが推奨されます。

雨漏り保証は基本10年間のみ

新築で雨漏りが起こる原因は、ほぼ施工不良か自然災害です。施工不良の場合、家を建ててから10年以内であれば雨漏りしても無償で施工業者から修理をしてもらえます。

雨漏りは放置するとどんどん被害が大きくなる可能性があるため、10年あると安心せずに、不具合があればすぐに施工業者に連絡をしましょう。

外装下地検査をしている甲府市の工務店の事例

エスティケイ

6度ものチェック体制で、家の品質を守っているエスティケイ。構造体の検査が終わったら、外壁を貼る前に外壁下地検査を行っています。防水シートの重ね代が規定以上であるか、防水テープやコーキングが適切に処理されているかなど、雨水の浸入を防ぐために厳しくチェックします。

エスティケイについて詳しく見る

西甲府住宅

西甲府住宅は、山梨県内で初めてJIO(日本住宅保証検査機構)に登録。基礎配筋、構造体、外装下地の3つの段階で、第三者機関であるJIOによる検査を行っています。JIOシステムにより、検査に合格した物件は引渡し後10年間保証されます。

引用元:西甲府住宅公式公式HP(https://www.nishikofu.co.jp/order/insurance/kashi)

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オー・エム・シー・スタイルハウス

新築住宅で保証期間中に万が一の不具合があった場合、施工会社は補修を行わねばなりません。オー・エム・シー・スタイルハウスでは保険加入にあたり、JIOによる検査を行い「構造耐力上主要な部分」と「雨水の浸入を防止する部分」についてチェックされます。JIOの検査員は、建築士の有資格者です。

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